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第1回 モザンビークはブラジルだった!?

モザンビークに来て約1カ月が経ちました。
赴任地であるショクエは、モザンビークの首都マプトから
北東へ約250km。車で約3時間かかります。
私のここでの仕事は灌漑(かんがい)水管理というものです。
灌漑可能面積は25,000haという、とてつもない広さ。
想像を絶するような規模ですが、作付面積がわずか4,000ha程度。
単位当り収穫量が2トン/ha以下の状態です。
(日本では最低、5トン/ha程度は収穫しています)
このひどい状況を回復させるために、
私は灌漑水管理の専門家として限られた水源を有効利用し、
灌漑面積の増大、農業生産性の向上、農家経営の改善などに
取り組むのですが、とにかく課題は山積みです。

かたい話はこれくらいにして、こちらの国柄について報告します。
モザンビークは“実質的”にはアフリカではありません。
中南米と言った方が自然でしょう(特にブラジル色が強い)。
毎日放送されるテレビ番組はブラジルの番組が主だし、
毎日ポルトガル語で、ブラジルのメロドラマや
サッカー中継が放送されています。
その中で、昨年大分トリニータにいたツーリオ選手や、
3年ぐらい前に大分トリニータをクビになったドド選手を見ました。
ブラジルのボタフォゴタで大活躍している姿に
「ブラジルの一流選手でも、日本のサッカーにフィットするのは
難しいのだなぁ…」などとシャムスカ監督に
同情する気持ちになってきました。

モザンビークは、私が過去に赴任したケニア、マラウイ、
タンザニア、ザンビア等のアフリカ諸国と違い、
ミックスされた美人(色白、スタイルが良く、顔立ちもいい)の
多い国だと思います。
性格的には温厚で、貧しさを全く気にしていません。
アフリカでよく使われる言葉で特徴的なものとしては、
スワヒリ語の「ポレポレ(ゆっくり)」や「ハクナマタタ(気にしない)」、
そして“明日できる事は今日するな!”等です(苦笑)。
これからの3年間、現地での活動は始まったばかり。がんばります。

                           田口正文



老朽化した水路で遊ぶ現地の子供


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