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安心院の豆腐屋さん

納豆工房 大きな豆の木 榑松倫さんインタビュー

屋外で話す榑松さん
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榑松さんは東京のご出身だそうですね。
それがなぜ、大分にやってきて
納豆づくりを始めるようになったのでしょう。
榑松
いきさつを話すとちょっと
長くなるんですけど、いいですか。
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はい、どうぞ、どうぞ(笑)。
榑松
東京にいる頃、某食品メーカーに勤めてたんですよ。
で、食品業界の様々な事情を知る中で、
日本の「食」の在り方について
疑問を感じるようになったんです。
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あ〜…そういえば、最近「偽装表示」とか、
次々と問題が表面化してますよねぇ。
榑松
業界の内情を知れば知るほど、いかに自分が
これまで“まとも”なモノを食べてなかったのか、と。
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はい。
榑松
やっぱり“まとも”なモノ、食べたいじゃないですか。
で「もっと食の生産に直接かかわる仕事がしたい」
という思いが強くなって。
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それで、このイモリ谷に来た、と。
榑松
ええ。知人の紹介で知りました。小さな集落ですが
「大豆の生産地を未来に残そう」という
農業に対する積極的な姿勢に共感し、
私も微力ながら参加させて頂くことになったんです。
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そうだったんですか。
榑松
ですから、納豆づくりは「大豆の生産地を守っていく」
という流れの一環ですね。
大豆の生産地で大豆食品を手がける、という。
豆腐づくりは既に行われてましたので
「じゃあ、次は納豆をやってみようか」と。
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考えてみると日本人は「食品に何が入っているか」
とか「原料か国産がどうか」とか、
そういうことには敏感ですが「生産現場」への
関心は、思いのほか薄いような気がします。
榑松
そこなんですよねぇ。みんな、よく
「国産が食べたい」って言うじゃないですか。
そのためには、生産地を守らないといけないのに、
関心が低いですよねぇ。
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日本の自給率は40%を切るところまで
いってるそうですからね。
榑松
ええ。消費者に“作る現場”というのを見てほしい、
知ってほしい…そういう思いがあります。
みんながちゃんと食のことを理解すれば、
日本の食の在り方というのも、
いい方向に変わっていくのではないでしょうか。
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